青山高原ツーリングって、実際どんな感じなんでしょう。三重県の津市と伊賀市にまたがる高原で、巨大な風車がずらりと並ぶ場所です。じつは関西からでも日帰りで行ける距離。しかも高原の道は無料で走れますよね。
とはいえ、初めてだと不安もあります。たとえば「道は狭くない?」「何時ごろがいいの?」といった疑問。そこでこの記事では、実際に秋に走ってきたはちみつが、青山高原ツーリングの基本情報からモデルルート、注意点までまとめました。まずは全体像をつかんでから走りに行きましょう。
- 青山高原の基本データ(標高・料金・アクセス)
- 走って感じた3つの魅力と、はちみつ目線の正直な感想
- 四季ごとの表情とベストシーズンの選び方
- 南北を抜けるモデルルートと、立ち寄りスポット
- 霧・強風・凍結など、先に知っておきたい注意点
- 絶対に注意したい点
青山高原ツーリングはどんな場所?まずは基本情報から

青山高原は標高700〜800mの稜線を約10kmにわたって走れる高原ロードです。しかも通行料は無料。つまりお金をかけずに絶景が手に入る、コスパのいいツーリング先です。
場所は三重県の津市と伊賀市の境。室生赤目青山国定公園の一部にあたります。また、ここを南北に貫くのが三重県道512号・青山高原公園線。もともとは有料の観光道路でしたが、現在は無料で開放されていますよね。
なにより目を引くのが、稜線にずらりと並ぶ風力発電の風車。参考記事によると、その数は約90基ともいわれます。だから「関西の軽井沢」と呼ばれつつ、ほかの高原とは違う独特の景色になるんです。
ちなみに風車にも種類があります。たとえば新青山高原風力発電所には、2,000kW級の風車が40基。一方で隣接する青山高原風力発電所は、より大きな風車への更新が進められているとされています。つまり青山高原ツーリングの景色は、数年単位で少しずつ変わっていくんです。
関西・中京からのアクセスはどれくらい?
まずルートの入口は、国道165号の「青山高原入口」。そこから山上までは約20分です。したがって大阪や奈良方面からなら、名阪国道と国道165号をつないで向かう形になりますよね。
一方で名古屋・四日市方面からは、伊勢自動車道の久居ICを使う手もあります。つまり青山高原ツーリングは、関西からも中京からも日帰りでねらえる位置なんです
| スポット名 | 青山高原(三重県津市・伊賀市) |
|---|---|
| ベストシーズン | 9月下旬〜11月上旬(ススキ)/4〜6月(新緑・ツツジ) |
| 標高 | 約700〜800m(展望台は約756m) |
| 走る道 | 三重県道512号 青山高原公園線(約10km) |
| 料金 | 無料(旧有料道路が無料開放) |
| アクセス | 国道165号「青山高原入口」から約20分/大阪・名古屋方面から日帰り圏 |
| 走りごたえ | ●●●●○ |
| 景色のよさ | ●●●●● |
| 初心者のやさしさ | ●●●●○ |
| 休憩スポットの多さ | ●●○○○ |
| 総合おすすめ度 | ●●●●○ |
| ひとことキャラ | 風車と絶景の天空ワインディング |
青山高原ツーリングの魅力は?走って感じた3つのこと
先に答えをいうと、青山高原ツーリングの魅力は「風車・展望・道のよさ」の3点セットです。しかも3つが1本の道の上でまとめて味わえます。だからこそ、短い距離でも満足度が高いんですよね。
じつは、はちみつは南側と北側の両方を走ってみました。そのうえで感じたのは、どちら向きでも景色がしっかり変わること。つまり「往復しても飽きにくい道」なんです。
① 近づくほど大きい、風車のスケール感

じつは一番おどろいたのが、風車の大きさでした。遠くから見ると静かに回っているだけ。ところが真下に近づくと、首が痛くなるほど見上げることになります。
しかも羽根が通過するたび、空気が動く感じが伝わってきます。つまり写真で見るのと、現地で立つのとではまったく別物。実際に、はちみつは何枚撮っても大きさが収まらず苦戦しました。
でも、真下は少し怖いかも、、
広角レンズかスマホの超広角、持っていくと後悔しないですよ!
② 伊勢湾まで見渡せる展望
つづいて展望。高原のシンボルである三角点のあたりは、草原と風車がいっしょに見渡せる場所なんです。また晴れた日には、伊勢湾や知多半島まで見えるとされています。
ただし、見え方は空気の澄み具合しだい。たとえば夏場はかすみやすく、遠景がぼんやりすることもあります。そのため抜けのいい景色をねらうなら、秋から冬の晴れた日が有利ですよね。
③ ビギナーでも構えずに走れる道
そしてもうひとつ。はちみつが一番うれしかったのは、道そのものが走りやすかったことなんです。路面は荒れておらず、カーブもきつすぎません。
とはいえ、序盤は林の中を抜けるふつうのワインディング。ところが登り切った瞬間、視界がぱっと開けます。このギャップがクセになるんですよ。
ちなみに交通量もそこまで多くありません。ただし観光地なので、車がゆっくり走っている場面もあります。だから速度はひかえめに、景色を見る時間にあててくださいね。
- 約90基の風車を間近で見られる
- 草原と伊勢湾を同時に望める展望
- 無料で走れる約10kmのワインディング
- 関西からも中京からも日帰り圏
④山頂にあるカフェ
三角点の近くにカフェがあります。ここで食べるソフトクリームは最高ですよ。
トイレのみの利用はNGなので気をつけて下さいね。
四季で変わる青山高原の表情とベストシーズン
ベストシーズンを一言でいうなら、9月下旬〜11月上旬です。なぜなら、ススキが一面に広がり、空気も澄みやすい時期だから。とくに夕方の逆光は、風車がシルエットになってきれいなんです。
もっとも、ほかの季節が悪いわけではありません。たとえば春はアセビやツツジ、初夏は新緑。つまり通年で楽しめるタイプのスポットなんですよね。
| 季節 | 見どころ | 走るときの注意 |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | アセビ・ツツジ・新緑 | 山上はまだ冷える。防寒は必須 |
| 夏(6〜8月) | 避暑・夏雲・星空 | 平地より涼しい一方、遠景はかすみがち |
| 秋(9〜11月) | ススキと澄んだ空気 | 日没が早い。夕方は冷え込む |
| 冬(12〜2月) | 樹氷や雪景色が出る年も | 凍結・通行規制の可能性 |
なお、夏は平地よりおよそ4度低いとされています。それでも真夏の日中は日差しが強いまま。だから水分は多めに持っていきましょう。
ちなみに、はちみつが走ったのは秋でした。実際に草の色が金色っぽく変わっていて、風車の白との対比がきれいだったんです。そのため青山高原ツーリングを一度だけ試すなら、秋をおすすめしますよ。
一方で、冬は話が変わります。実際に標高800m近い場所なので、路面が凍る日もあるんです。したがって冬に向かうなら、気温と路面の情報を先に調べておきたいですよね。
青山高原ツーリングのモデルルート|南から北へ抜ける半日プラン
はちみつのおすすめは、南の国道165号側から入り、北の津市側へ抜ける縦走プランです。というのも、往復するより景色の変化が大きいから。さらに下山後に温泉という流れもつくれます。
まずは南側から高原へ。ここから山上までは約20分です。なお、入口前にコンビニがあるうちに補給しておくと安心ですよ。
つづいて三角点へ。駐車場から歩いてすぐ、草原と風車が見渡せます。そのため写真を撮るならここが本命です。
次に稜線沿いを北上します。ここが一番おいしい区間。じつは数kmの間に、風車の見え方がどんどん変わっていくんです。
最後は津市側へ下ります。そこで榊原温泉に寄れば、冷えた体もリセット。つまり半日でも満足度の高い行程になりますよね。
下山後の立ち寄り①|榊原温泉
津市側に下りた先にあるのが榊原温泉。高原から車でおよそ30分の距離です。だから秋や冬の帰り道には、ちょうどいい休憩先になりますよ。
ただし、日帰り入浴の受付時間は施設ごとに違います。しかも定休日もまちまち。そのため出発前に公式サイトで最新情報を確認してくださいね。
下山後の立ち寄り②|東青山四季のさと
もうひとつが東青山四季のさとです。青山高原から車で10分ほどの公園。ちなみに広場や池があり、のんびり休憩するのに向いています。
青山高原ツーリングで注意したい5つのポイント
先にまとめると、青山高原ツーリングの注意点は「霧・風・気温・立入禁止エリア・補給」の5つです。どれも知っていれば回避できるものばかり。つまり準備しだいで快適さが変わるんですよね。
① 霧が出やすい|天気予報は必ずチェック


じつは、はちみつが一番伝えたいのがこれなんです。山の上なので、霧が発生しやすい場所でした。しかも霧が出ると、せっかくの展望が真っ白になります。
本当にひどいと、写真みたいになっています。。。。
そのため出発前には、必ず現地の天気を確認してください。たとえば雨上がりや、湿度の高い日は要注意。また視界が悪いときは、無理に進まず引き返す判断も大切ですよね。
ちなみに、ミラーやシールドの水滴対策をしておくと視界がラクになります。実際にはちみつが試した方法は、こちらの記事にまとめています。


② 風が強い|防風と駐車位置に気をつける
そもそも風力発電がある場所。つまり風が強いのは当たり前なんです。だから停めるときは、横風を受けにくい向きを選んでください。
さらに、ウインドブレーカーが一枚あると快適度が変わります。とくに秋以降は、走っていなくても体が冷えますから。
③ 気温差|ふもとと山上で体感が違う
標高差があるぶん、ふもとと山上では体感がかなり変わります。たとえば夏は平地より約4度低いとされています。一方で冬は凍結の心配も出てきますよね。
そこで脱ぎ着しやすい服装がおすすめ。重ね着が正解なんです。
④ 立入禁止エリアに入らない
風車の周辺には、管理道路やフェンス、私有地があります。したがって柵の内側や立入禁止の表示がある場所には入らないでください。また写真を撮るときも、路上駐車や通行のじゃまはNGですよね。
加えて、高原の一帯には自衛隊の施設もあります。つまりマナーを守って走ることが、この道を長く楽しむ条件なんです。
⑤ 補給は登る前に済ませる
高原の上には、コンビニもガソリンスタンドもありません。そのため燃料と飲み物は、ふもとで確保しておきましょう。とくに夕方は、周辺のお店も早く閉まることがあります。
ついでにタイヤの空気圧も見ておくと安心です。じつは山道ほど、足まわりの状態が走りやすさに効いてくるんですよ。
青山高原ツーリング大事なお話
Googleマップで北側方面から帰るルートを指定した際、過去1すごい林道を案内された経験があります。
以下の道路なのですが、、11分など表示されていますがそんなわけありません!!!
前日の天気によりますが、道に水がじゃーじゃー流れています。
もし案内されても、この道は通らないようにしましょう。
青山高原ツーリングのよくある質問
- Q. 青山高原ツーリングのベストシーズンはいつですか?
-
A. まず挙げたいのは9月下旬〜11月上旬です。ススキが広がり、空気も澄みやすい時期。一方で春の新緑やツツジもきれいなので、4〜6月も走りやすいですよ。
- Q. 初心者でも走れる道ですか?
-
A. はい、路面が整っていてカーブもきつすぎません。だからビギナーでも構えずに走れます。ただし観光車両もいるため、速度はひかえめにしてくださいね。
- Q. 夜間や冬季に通行規制はありますか?
-
A. 時期によって状況が変わります。とくに積雪や凍結の時期は注意が必要。そのため三重県や津市の道路情報で最新状況を確認してください。
- Q. トイレや自販機はありますか?
-
A. 三角点周辺には駐車場や休憩施設があります。数は多くありません。だから登る前に済ませておくのが安心ですよ。
まとめ|青山高原ツーリングは「近いのに非日常」な一本
ここまでをまとめます。青山高原は、無料で走れる約10kmの高原ロード。しかも風車と展望がセットで味わえる場所なんです。
- ベストシーズンは9月下旬〜11月上旬
- 南の国道165号側から入り、北の津市側へ抜けるのがおすすめ
- 霧が出やすいので、天気予報のチェックは必須
- 風が強いため、防風装備と駐車位置に注意
- 補給はふもとで済ませておくと安心
はちみつが走ってみて思ったのは、「距離のわりに記憶に残る」ということ。じつは走行時間そのものは短めです。それでも風車の下に立った数分間だけは、ずっと覚えているんですよね。
だからこそ、初めての高原ツーリングにも向いています。まずは天気のいい休日に、半日だけ空けて走りに行ってみてください。きっと帰り道の景色まで、少し違って見えますよ。
最後にもうひとつ。青山高原ツーリングは、観光というより「走ること自体が目的」になるタイプの場所ですから。要するに、予定を詰め込まないほうが楽しめるんです。
防寒だけは多めに。秋の高原、思っているより冷えます!
またの記事でお会いしましょー!